CBDの抗酸化作用とは?

CBDの抗酸化作用とは?

CBDとは?

CBDはカンナビノイドという種類の物質で、麻・ヘンプから取れます。

麻はたくさんの種類のカンナビノイドを含んでいますが、その中でも特に注目されているのがCBDです。

CBDは私たちの体に様々な良い影響を与えるとされています。

 

CBDの抗酸化作用について

CBDには「抗酸化作用」があるとされています。

抗酸化作用とは、体の中にある「フリーラジカル」という物質をなくす力のことです。

体内では、日常における様々な活動や外部環境によってフリーラジカルが発生します。

フリーラジカルはとても不安定な原子です。放っておくと酸化ストレスとして体に大きなダメージを与え、肉体の老化やがんなど様々な悪影響を及ぼします。

フリーラジカルは、体内での正常な細胞活動でも発生しますし、たばこの煙や殺虫剤、放射能といった外部要因によっても発生します。



人体にはエンドカンナビノイドシステム(ECS)によって、ホメオスタシス(恒常性)を保ち、フリーラジカルを取り除く機能が備わっており、ECSを強化してくれるのがCBDを含む様々なカンナビノイドになります。

2003年にアメリカ保健省が取得した特許によると、CBDには抗酸化作用があり、CBDを含むカンナビノイドを「フリーラジカルスカベンジャー*」として働く抗酸化化合物と位置付けています。

*フリーラジカルを取り除く物質

また、CBDの抗酸化作用はビタミンCやビタミンEよりも30~50%高い値を示すという報告もあります。

CBDが持つ強力な抗酸化作用は、経口摂取や気化摂取などの場合、体内で発生するフリーラジカルを抑制する作用を示し、皮膚に塗布した場合は、環境汚染や紫外線などから肌を守ると考えられています。

参考文献

・CBDのすべてー健康とウェルビーングのための医療大麻ガイドー , アイリーン・コニェツニー, ローレンウィルソン, 晶文社 (2020)
・Sinemyiz Atalay , Iwona Jarocka-Karpowicz and Elzbieta Skrzydlewska, “Antioxidative and Anti-Inflammatory Properties of Cannabidiol”, Antioxidants (2020), 9, 21; doi:10.3390/antiox9010021
・Kerstin Iffland and Franjo Grotenhermen, “An Update on Safety and Side Effects of Cannabidiol: A Review of Clinical Data and Relevant Animal Studies”, Cannabis and Cannabinoid Research Volume 2.1 (2017), doi: 10.1089/can.2016.0034

RuffRuff App RuffRuff App by Tsun